※本記事はアフィリエイト広告(プロモーション)を含みます。
スウェーデン・ストックホルムのブランド、OUR LEGACY。
Tシャツ数型から始まったブランドが、なぜ「カルトブランド」と呼ばれるようになったのか。その歴史と、今こそ手に入れたい名作を辿ります。
OUR LEGACYとは
OUR LEGACYは、2005年にストックホルムで生まれたインディペンデントのファッションブランドです。
公式サイトでは、自分たちを「オリジナルで開発した生地を、定番の形に落とし込むことで知られるブランド」と説明しています。
毎シーズン、形はほとんど変わらない。変わるのは素材と色。だからこそ、同じシャツ、同じデニムを何年も買い続けるファンがいる。
「見慣れたもの」と「少しだけおかしなもの」のあいだ。
それが、OUR LEGACYの立ち位置です。
歴史|Tシャツ数型から、世界のカルトブランドへ
2005年|アイスホッケーの仲間が始めたTシャツブランド
創業者は、ヨックム・ハリンとクリストファー・ニイン。
二人は12〜13歳のころ、同じアイスホッケーチームにいた仲間でした。20歳ごろに再会し、ブランドを立ち上げます。
最初に作ったのは、わずか数型のTシャツ。
ハリンはストックホルムのハードコアやスケートボードのシーンで育ち、二人は古着屋やミリタリーの放出品店を巡ることからインスピレーションを得ていました。今のOUR LEGACYの、どこか使い込まれたような空気の原点はここにあります。
2007年|フルコレクションの始まり
2007年、初めてのフルコレクションを発表。同じ年に、リチャルドス・クラレンが加わります。
現在は、ニインがメインのコレクションを、ハリンが後に登場するWORK SHOPを、クラレンがCEOとして経営を率いています。公式サイトでは、この3人が創業者として紹介されています。
2016年|WORK SHOPの始動
2016年、ハリンが「OUR LEGACY WORK SHOP」を始動させます。
デッドストック、アップサイクル、クラフトなどをテーマにした、サステナビリティに重点を置いたプロジェクトです。拠点は、ストックホルムの中心から離れた住宅街。店とアトリエが一体になった場所で、年に8〜12ほどの特別なプロジェクトが生まれています。
2019年|ウィメンズの始まり
メンズの時代から、女性のファンも多かったOUR LEGACY。2019年にウィメンズコレクションがスタートします。
2024年|LVMHの投資会社が出資
2024年11月、LVMHの投資部門「LVMH Luxury Ventures」が、OUR LEGACYの少数株式を取得したと報じられました。出資は、世界の主要都市での店舗展開に使われるとされています。
そして今
直営店はストックホルム、ロンドン、ベルリン。ソウルには3つのショップインショップ。
Dover Street MarketやパリのThe Broken Armなど、世界250以上の店舗で取り扱われています。
それでも、コレクションはミラノで静かにプライベートに発表し、SNSで見せるだけ。大きなランウェイショーはやらない。
大きくなっても、スタイルは変えない。それがOUR LEGACYです。
2014年にオープンしたロンドンの旗艦店は、2026年に改装・拡張してリニューアルオープンしました。
OUR LEGACYの名作
Third Cut|はき込んだように見えるデニム
ブランドの定番デニム。ゆったりとしたワイドなストレートシルエット。
なかでも有名なのが「Digital Denim Print」。色落ちやダメージは加工ではなく、はき込んだデニムの柄をデジタルプリントしたもの。遠目には何年もはき込んだヴィンテージ、近づくとプリント。そのだまし絵のような仕掛けが、OUR LEGACYらしさを象徴しています。
▶ メルカリでOUR LEGACY Third Cutを探す
▶ Third Cutを公式サイトで見る
※中古品は、購入前に出品者の評価や写真、タグをよく確認してください。
デニムの各カットの違いや、Treble Cutの実際のサイズ感は、こちらの記事で詳しく比べています。

Classic Shirt|素材で見せるシャツ
装飾を極限まで削った、ブランドの基本となるシャツ。
シルクなどの素材で作られることが多く、形がシンプルなぶん、素材の質感がそのまま主役になります。
▶ メルカリでOUR LEGACY Classic Shirtを探す
※中古品は、購入前に出品者の評価や写真、タグをよく確認してください。
Borrowed Shirt|誰かから借りたようなシャツ
名前のとおり、「誰かから借りたシャツ」をイメージしたオーバーサイズのシャツ。
大きいのにだらしなく見えないのは、肩の落ち方や着丈、身幅のバランスが計算されているから。近年は展開が少なくなっているといわれていて、古着で探す価値のある一枚です。
▶ メルカリでOUR LEGACY Borrowed Shirtを探す
※中古品は、購入前に出品者の評価や写真、タグをよく確認してください。
Popover Shirt|ワークウェアを日常に
ワークウェアやミリタリーのスモックにルーツを持つ、かぶりのシャツ。肩を大きく落とした、ゆったりとしたシルエットです。
▶ メルカリでOUR LEGACY Popover Shirtを探す
※中古品は、購入前に出品者の評価や写真、タグをよく確認してください。
Camion Boot|四角いつま先のブーツ
スクエアトゥが印象的なブーツ。イタリアのカーフレザーに、Vibramのソール、サイドジップ。
はくほどに革が表情を変えていく、育てるブーツです。
▶ Camion Bootを公式サイトで見る
▶ メルカリでOUR LEGACY Camion Bootを探す
※中古品は、購入前に出品者の評価や写真、タグをよく確認してください。
WORK SHOPとコラボレーション
OUR LEGACYを語るうえで欠かせないのが、WORK SHOPから生まれるコラボレーションです。
Stüssy
もっとも長く続いているのが、Stüssyとのコラボ。Vol.(巻)を重ねるシリーズとして続いていて、Stüssyのアイコニックなグラフィックを少しずらしたアイテムや、ヴィンテージやアップサイクル素材を使ったアイテムが並びます。
Vol.10では、過去のコラボで使われたデッドストックだけを使い、ストックホルムとロサンゼルスの工房で手作業で作り直したコレクションを発表しました。
Emporio Armani
2022年から2023年にかけては、Emporio Armaniとのコラボも発表。90年代のメンズウェアから着想を得た、赤いレザーのカーコートやシアリングジャケットなどが話題になりました。
そのほか
Dickies、Denim Tears、Satisfy、Paraboot。
WORK SHOPは、ジャンルの違うブランドとも次々に手を組んでいます。
アーカイブで狙いたいもの
OUR LEGACYは、形が変わらないからこそ、過去のシーズンの素材や色に価値が生まれます。
公式ではもう買えないものも多いので、個人的には、アーカイブはメルカリで探すのがおすすめです。定価より安く見つかることも多く、思わぬレアものに出会えることもあります。
Third Cutの過去のプリントやウォッシュ
同じ形でも、シーズンごとに柄と色落ちが違う。昔のDigital Denim Printは特に探しがいがあります。
Borrowed Shirt
近年は展開が減っているといわれるモデル。今のうちに手に入れておきたい一枚です。
WORK SHOPのコラボアイテム
Stüssyとのコラボをはじめ、デッドストックやアップサイクル素材を使った、一点ものに近いアイテムも多いシリーズです。
※中古品は、購入前に出品者の評価や写真、タグをよく確認してください。
まとめ
Tシャツ数型から始まった、アイスホッケー仲間のブランド。
20年たっても、形はほとんど変わらない。変わるのは、素材と色だけ。

コメント